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砂漠人5

トルクメンサハラの暮らし

   
カテゴリー「日常」の記事一覧

綿花

ようやく綿花の収穫ができた。綿花の種は去年、牛を放牧していた綿花畑で摘んだもので、長い時間をかけて種を取り出したにもかかわらず、植えるのが億劫になり、最後は庭の一角にばらまくだけになってしまった。生えなくても仕方がないなと思ったけれど、芽が出てきたときはやっぱりうれしかった。…と思ったのもつかの間、塀の工事が始まるということで、瓦礫に囲まれて綿を待つことに。



小さかっ苗たちは、工事で踏まれないよう場所を植え替えた

夏の日照りが終わり、少しだけ雨が降ったら、庭中に緑の芽が出てきた。春のように芽吹いているけれど、毎年こうだったかどうかが思い出せないでいる。おそらくこんなに青い秋は初めてだと思う。

瓦礫置き場にイラクサが繁殖

空き地も緑であふれてきた

冬が来る前にもっとたくさん緑が生えるよう、枯れた草などを除く作業をしようと思っている。

しょぼい収穫~


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キリムの店

先週も今週も、午前中に一人で市場を歩いてみた。なにかおもしろい買物をしようと思うのだが、めぼしいものは見当たらない。唯一、薬草のようなものが珍しかったので、一束買ってみた。


これを粉々にしたものも売っていたのだが、焙って空気を清浄に保つためのものだそうだ。そういえば、ナーセルの家でやっているのを見たことがある。この花束は使い道が分からないので、とりあえず玄関に飾ることにした。


その他に、クローブを一袋買った。朝、紅茶を沸かすときにシナモン、カルダモン、クローブを入れている。


市場にも、小さな絨毯やキリムを売る店が出ていた。キリムの値段を聞いたら、ハリルの親戚の店でオーダーメイドするのとさほど変わらなかった。つまり高いのだが、そこからいくら値切れるか、ということだろう。しかしこの市場を見ていると、売り手も買い手もあまりに貧乏で、値切る気が失せてしまう。

ウールのキリム

織り手のために糸も売っている

染料も

右側はトルクメンの伝統的な柄

市場

先週発注したデスク2台とテーブル1台、キャビネット2個と壁に取りつける棚板十数枚は、なんと一週間ですべてできあがっていた。まだ納品されてはいないけれど、市場に行く途中で彼の工房で見たから確かなことだ。
しかしながら予想は的中、わたしが注文したとおりの出来ではなかった。ガックリきてまともに見ることができなかったのだが、棚板もデスクも、板の表面と板の厚みの部分の表面の色が違っていた。つまり、先日彼の工房で見た靴箱と同じコンビネーション!


すべての表面を同じ色で作るように細かく言ったのに、どうしてこうなるんだろうか。でも家造りを経験した後では、あまりストレスも感じなかった。きっと彼らは、できることしかできないのだ。あるいは、白いMDFの縁は薄い茶色にした方が美しいと感じるのだろう。または、茶色の方が安く上がる理由があるとか? いずれにしても理由はどうでもいいし、できあがったものはそのままだ。
その場では写真も撮らずに市場へ向かった。バイクに二人乗りしているあいだ、ハリルに向かって文句を言い続けていたのだが、まったく相手にしていない様子だったので、彼の後頭部を軽く殴って終わりにしておいた。はい、そうです。DV妻ですけどなにか?

今週の市場では、珍しいメロンが売っていた。もう時季外れと思っていたけれど、イランは大きな国で南の方は常夏だったりするので、その方面からだろう。店主に聞いたら「どこか知らねーけど、おいしいのは確実だぜ!」と言っていた。知らないんだ~(笑)

少し買いました

1キロ2,000トマンというので夏に比べて「高っい!」と思ったけれど、計算してみるとたったの66円だった。物価が安すぎて、金銭感覚がおかしくなる。

ザクロ


ラヴァシャクというイランのお菓子。ザクロなどの果物から作るらしい

サブジの店

今週は、香りのいいローズマリーを見つけたので、いつも買うサブジに加えて少し買った。好きなハーブの上位3に入るくらい、わたしはローズマリーが好きだ。じゃがいものローストをしよう。



ニワトリ

先日、ニワトリが一羽死んでいた。まだ若くて元気な世代の雄鶏だったので残念だが、寝床に倒れていたので圧死したのかもしれない。ニワトリは一ヶ所に集まって寝る習性があって、ときどき大きなニワトリでも圧死することがある。


しかしわたしのニワトリ飼いの知識はあまりに乏しいので、本を読んだりして少し勉強している。飼い方の本を読めばいいのに、「鶏とはどういうトリか?」といった内容を読み始めてしまった。わたしたちの食用となるニワトリは、素人が思っているよりずっと過酷な生を送っているようだ。
9月にたくさん産まれた卵は、買い手が見つからないまま自分たちで食べている。最近はほとんど産まなくなったので、もうすぐ食べ終わりそうなくらいだ。ニワトリ自体の買い手も見つからず、羊肉がなくなったら食べ始めようと考えている。おこづかいにはならなかったけれど、自家製の肉と卵を食べられるということで満足すべきだろう。
話は変わって、自宅前の排水溝の脇にカボチャが自生している。種がどこから来たのか分からないが、隣の家との境あたりから、うちと隣の家の二方向に向かって伸びている。

うちの前に伸びた蔓


大きな葉をめくると、ものすごく大きなカボチャが横たわっていた。今日はおまけに黄色い花まで咲いている。いったいどこから生えているのかよく見ようとしていたら、隣の奥さんが出てきたのでいそいそと逃げて来た。現在、隣の家とある件で調停中なのである。


隣の家側にも大きなカボチャが育っていることを確認。でもうちの方が大きいぞ。

ガラジャ

今日は絨毯のほかにも、いいことがあった。日本への一時帰国から戻ったらいなくなっていたガラジャが、庭に来たのだ。

ガラジャは、子猫のときからうちで育っている雄猫で、去年の冬は毎晩家の中でおとなしく過ごしていた。すっかりなじんでいたはずなのに、姿が見えなくなったのでさみしく思っていたのだが、雄猫は親元から離れる習性があると読んでいたから、きっとどこかで元気にしているだろうと信じていた。実際、そのとおりだったようだ。ハリルに見せるために家の中に入れたけれど、ガラジャはすぐに窓に飛び乗って外に出たそうにし、外に出したらやはり一目散に逃げていった。もう戻ってこないかもしれないが、元気な姿を見せてくれたのでうれしい。
ナバット
話は変わって、先日クリスタルの砂糖をいただいた。先の宗教的な祝日にマシャッドという町にお参りした人のおみやげだそうだ。プラスチックのストローのようなものに砂糖が棒状に結晶化している。お茶に入れて溶かして飲むと、あまくてとてもおいしい。

カーペットを洗う

先日降った二日連続の雨で、ようやく飲み水にする雨水を溜めることができた。今年は初夏に雨を溜めることに失敗したために、半年間水道の水を飲んでいたのだが、やはり、雨水の味は格別だ。お茶はもちろんのこと、お米を洗って置いておくだけでも香りがしてくるほど、水の質は違うのだった。
 

そして夏が終わるぎりぎりのところで、最後のカーペット(コンクリの床に敷き詰める化繊のもの)を洗って干した。写真のは一番大きいものだが、これを含めて五十平米以上のカーペットをわたし一人で洗って乾かした。

水切りしているところ

コンクリートの水槽の上で洗うのだが、幅が2メートルちょっとしかないので、適当に巻きながらゴシゴシ洗う。水に濡れるとカーペットは重くなって大変だ。もう今後一切洗いたくない気持ちだが、そうもいかないだろうから、大きなものは小さく切って扱いやすくしようと思っている。
残る作業はペンキ塗り。夏の宿題が終わらなかったけれど、ペンキ塗りは二階の部屋の中でしているので、そのうちに仕上げたいと思う。それが終わったらいよいよ刺繍作品の製作に取りかかることができる。いや、刺繍はもう始めなくては! いつのまにか10月半ばだ!

なぜ普通にできないのか

今週ハリルが爆買いしたものは、メロンとリンゴとサブジ。サブジに至ってはわたしが激怒して(処理しきれない)、来週からは5,000トマン分だけ買うとハリルが誓った。

この3倍の量を買ってきました(二人暮らしです)


りんごはよく食べるのでなんとかなりそうだが、先週買ったものがまだ残っていたのでジャムを煮た。またしても松浦さんのレシピを試してみたけれど、できあがったものは色味が違う。しかし母が昔作っていたジャムに味と香りが似ていた。


白いボウルに入っているまるいものは、イランのドライレモンだ。小さなライムを乾燥させたもので、煮ものなどによく使う。新鮮なレモンがあまり売っていないので、ジャムにもこれを使うようになった。

サーリジャ(小)

いつだったか、バイクに掛けるきれいなホルジュンを買ったのに、ハリルはなぜか裏返して使っている。裏返すときれいな模様が見えないばかりか、処理されていない糸が出ていて美しくないのだが、どうしてこんなことをするのだろう? なにか特別な理由で「自分のオリジナルな使い方」として気に入っているに違いない。が、しかし、どうして普通にできないのか?

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プロフィール

イランのトルクメンサハラに移住した日本人クミコです。中央アジアの少数民族トルクメンの夫と、その家族や動物との日常を綴ります。
2006年にスウェーデンで始めたこのブログは、4回引越をして今に至りました。過去のサイトはリンクより閲覧できます。

連絡先:sabakujin at gmail dot com

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