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砂漠人5

トルクメンサハラの暮らし

   
カテゴリー「食べもの」の記事一覧

紅茶のパウンドケーキ


材料(23cmドーナツ型)

牛乳 150g
紅茶 茶さじ1.5くらい
オイル 165g
砂糖 150g
卵 3個
小麦粉 225g
ベーキングパウダー 8g
あんずのコンポート 適宜

このパウンドケーキはしっとりとして柔らかく仕上がるので、お客さんに出したりお土産にするときによく作る。"vanilla orchid" というバニラの香りの強いお茶を日本でもらったので今回はそれを使ってみたが、香りのいい紅茶を使うと特別なものになる。

作り方
1. 紅茶をすり鉢ですりつぶし、半量を牛乳で煮出し、冷ましておく。


食べたときに茶葉が口に残ると嫌がる人もいるので、わたしは網で漉して細かくなったものを小麦粉に混ぜ、大きいものを煮出して捨てるようにしている。

2. ボウルにオイル、砂糖、卵を入れてよく混ぜる。
3. 小麦粉、ベーキングパウダー、茶葉をふるい、ボウルに混ぜる。
4. 冷ました牛乳も入れて、よく混ぜる。かなりゆるい生地になるけれど、焼いたらしっとりするので心配ない。


5. 型に入れ、あんずを散らす。


6. 弱めの火加減で40分ほど焼く。


あんずが小さくて沈んでしまうので、量を増やした方がいいかもしれない。しっとりして香りもよく、歯ごたえを感じることもできる万能なケーキだ。しかし食べ過ぎには注意。

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アルバルー

今週買ってきた果物は、アルバルーというさくらんぼ。ハリルは「チェリーとは違うものだ!」と力説していたが、実際これは sour cherry である。日本語ではスミミザクラというそうだが、とにかくこれはさくらんぼだろう。

気になるお値段は、700円弱。ちょっとお高いです

全部で3キロちょっとあったので、2回に分けて煮た。そのまま食べると酸味が強いため、イラン人も甘いジャムにして食べていると思う。そのほかには炊き込みご飯にも使うようだ。わたしは果実の重さの35%の砂糖をまぶして数時間置いて、そのまま火にかけた。30分弱しっかりと煮て、冷蔵庫に少し、冷凍庫にたくさん保存した。










トルクメンはおそらく砂糖80%で作るだろう。「これがあれば(お茶を飲むときに)砂糖はいらない」などと言っているが、それは砂糖を食べているのとなんら変わりないことを日本人は知っている。

ジャムとコンポート

あんず、プラム、さくらんぼが出回るこの季節、猛烈に果物を煮ている。



















パンの発酵は、じっと見守りつづけていれば成功するようになった。発酵の時間が普段の半分くらい、4~5時間でちょうどよさそうだ。そのくらい、気温が高い。ちょうどいい発酵具合を逃してしまうと、生地が膨らまなくなってしまうので、気忙しい。

ほうれん草のカレー

ほうれん草のカレーは、インド料理のレストランで何度か食べたことがあるはずなのに、味をよく覚えていない。大体わたしは食べものの味に疎く、お腹が満たされればいいというタイプだ。しかしながら出されたものはなんでも食べるかといえばそうでもなく、食べたいものがなければ食べないという面倒なタイプでもある。クミシュテペに来て最初の数ヶ月は、義母の家に居候していて完全にローカルな食事内容だったので、途中からほとんど食べることができなくなり、BMIでいうところの適正体重より10kgも少ないところまで痩せてしまった。それでもなんとか生き延びていたのは、毎朝牛乳を何杯も飲んでいたからだと思う。思えば、自分たちで飼っている牛の乳を飲むようになって、もう五年半が経つ。
先日は、牛乳を沸かしたら固まりができてしまった。この季節は食べものが傷みやすい。しかし牛乳が傷んだ場合は、そのまま沸かし続けて酢やレモンジュースを少し入れ、チーズにしてしまうという手がある。ブロ友のボーダさんもそれを最近作っていて、ほうれん草のカレーに入れるとおいしいと書いてあったので、使い切りたいほうれん草が冷凍庫にあったこともあり、ひらめいた。
冒頭に書いたとおり、ほうれん草のカレーの味は覚えていないし、作り方も分からないので、レシピはこれを参考にした。


最初にクミン、にんにく、たまねぎをじーっくり揚げた。あとはスパイスをしてトマトとほうれん草を煮込んだだけだが、食べてみたらびっくりするほどのおいしさ! その美味の理由はよく分からないが、材料とスパイスの組み合わせなのだろう。パンチの効いたカレーなので、チーズは豆腐のように淡泊で、それが合っているのだと思った。インドではチーズのことをパニールというそうだが、イランではペイニールという。


しかし自信満々で出したこのカレー、ハリルがほとんど手をつけなかったことも驚きだ。「これは何?」だって。わたしは喜んで残りをすべて自分用に冷凍しておいた。
 

ラタトゥイユとサラダ・オリヴィエ

クミシュテペは5月に入ると、連日30℃以上の夏のような天気が始まる。半年くらいこの気候が続いて雨が降らないので、あらゆるものが乾燥していかにも砂漠らしくなる。
今年うちは冬のあいだの雨水の保存に失敗してしまい、秋まで雨は降らないだろうから、頭が痛い。雨水がないと、水道水を飲まなくてはならないのだが、この水道水が見るからにおいしくなさそうな、白い水なのだ。ポリタンクに汲み置いて、一日経ってから沸騰させて使っても、表面に浮いているなにかが気になって仕方がない。当然、お茶の味もなにもあったもんじゃない。料理もいまひとつする気がおきない。と、これは言い訳か?
ポテトサラダと野菜の煮込みを作った。


ポテトサラダの材料はじゃがいも、ゆで卵、茹でた鶏肉、きゅうりのピクルスなどを塩こしょうで味つけして、マヨネーズで和える。これはイラン風の作り方で「サラダ・オリヴィエ」と言う。

粉ふきいもにして
酢と塩こしょうをしてからすべての材料を入れ、マヨで和える。できあがり
パンは暑すぎるためか、発酵がうまくいかない!
それから夏野菜ばかりたくさんあるので、ラタトゥイユという煮込みも作った。

にんにくとたまねぎをよく揚げて、オレガノも加える
トマトを加えて煮たあと、軽く揚げた夏野菜を次々と投入、軽く煮込んでできあがり。ラタトゥイユなのに、鶏だんごを加えてパワーアップ!



にんにく

今日は市場の日だった。あまりに暑いのでわたしは出かけなかったが、市場はかなり混雑していたようだ。金曜日から断食月が始まるので、人々は食糧を買い込んでいるのだろう。ハリルは、頼んであったトマトとたまねぎ以外の野菜は買ってこなかったが、大きなスイカ2玉とメロンを買っていた。そして旬だというので、たくさんのこれを買ってきた。

にんにくです

誰かに教わったらしく、葉の部分を編みこんで、日陰に干して保管しておくのだとか。これまでにんにくは酢漬けにしたり冷凍したりして、冷蔵庫に保存していたので、この方法で長くもつなら助かる。イランで買うにんにくは、芯のところに緑の芽があることは少ない。きっと新鮮だからなのだろう。
こうして編み込んで、玉を下にして吊るしておくと、乾く前にミネラルが玉の方に降りてくるのだそうだ。ただ保存しているわけじゃないのだとハリルが言った。

メロンの季節もやってきた


子猫たちの月齢を数えてみたら、まだ二ヶ月半しか経っていなかった。どおりでチーちゃんもタイちゃんも授乳をしているはずだ。いまだに餌のあとはお母さんの乳首を吸っている彼らなのだった。日陰をうまいこと見つけて、昼寝をしている。

セルニック

すんごいものを焼いてしまった。こちら↓

ベイクドチーズケーキだが、ポーランド風にしたので「セルニック」か。アウズを解凍した後で、底に敷くためのビスケットがないことに気づいたけれど、どうしても焼いてしまいたかったので、セルニックのようにビスケット部分も自分で作ればいいと思いついたのだった。
材料は以前と同じだが、底と表面部分に使うビスケット生地は、材料をボールかビニール袋に入れてバターをすり潰しながらよく混ぜる。底にはしっかり敷き詰めて、表面にはパラパラと振りかける。表面に振りかける分には、カカオパウダーを混ぜて茶色い生地にしてもいいと思う。スウェーデンで買っていたポーランドのセルニックはそうだった。

[底と表面のビスケット生地]
- 小麦粉 100g
- 砂糖 50g
- バター 50g
- 卵黄 2個分
※余った卵白はメレンゲにしてケーキ生地に混ぜる

[ケーキの生地]
- アウズ+カイマック+スズメ=400g
- 卵 2個
- 砂糖 100g
- 小麦粉 30g
- オレンジの果汁(レモンジュースの代わり) 適宜
- オレンジの皮のすりおろし 適宜

ビスケット生地が用意できたら、半分くらいを底に敷き詰めたあと、ケーキ生地を作る。まずは、卵白をよく泡立ててメレンゲにする。別のボールで残りの材料を十分に混ぜ、最後にメレンゲと混ぜ合わせてからケーキ型に落とす。軽く空気を抜いてから、残りのビスケット生地をパラパラと乗せてオーブンに入れる。適度な火加減で、40分くらい焼く。

オレンジの皮のほかに、レーズンを入れたセルニックもたしかにあったと思う。
このチーズケーキのなにが特別かというと、乳牛が年に一度、出産した際にだけ出る初乳を使っていることだ。それから新鮮な牛乳で作ったスズメ(水切りヨーグルト)、生乳を温めたときにできる膜(カイマック)も特別だ。おまけに卵もうちのニワトリ様が産んだもの。オレンジが庭の木からもいだものだったら、もう夢のようだが、そこまではまだ叶っていない。いずれにしても、本来のチーズケーキというのは、酪農家のおばちゃんが新鮮な材料を使って焼いた、こういうお菓子のことなのだろう。差をつけるようで申し訳ないけれど、店で買ったクリームチーズや生クリームでは、この味は出せないのだ。

ところで、食事やパソコン作業に使っているうちの大きなテーブルとイスは、標準的な高さより10cm高い。発注するときに、なにを思ったかハリルが10cm足してしまったのだ。できあがったものは、足がつかないことはないけれど、座り心地が悪いし、腰にも悪そう…。それで、足元にフットレストになるよう大きなクッションを置いて足を乗せている。


イスを引いたところです

ところが最近は、気がつくとわたしのフットレストが猫に占領されている。足が置けないんだよね。


でもかわいいから、いいか♡

プロフィール

イランのトルクメンサハラに移住した日本人クミコです。中央アジアの少数民族トルクメンの夫と、その家族や動物との日常を綴ります。
2006年にスウェーデンで始めたこのブログは、4回引越をして今に至りました。過去のサイトはリンクより閲覧できます。

連絡先:sabakujin at gmail dot com

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