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砂漠人5

トルクメンサハラの暮らし

   
カテゴリー「日本」の記事一覧

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夏休みとミシン

仕事に行かずに家にいるのに、あっというまに一週間が過ぎてしまった。むしろ、仕事に行かないから時が過ぎるのが早いのか。あと一週間ほどで谷中での展示販売が始まるため、残っている作業を細々とこなしている。


ペンケースの裏地をつけているところ。ここからは手縫いする

クミシュテペではどうしても見つからなかったいくつかの裏地を手に入れ、ようやく仕上げをすることができた。ひとつひとつサイズを測ってつける地味な作業だが、裏地がつくと刺繍も映えるので、これは欠かせない。


ペンケース

先日新しくミシンを買った。これまで使っていたミシンは三十年以上前に買ってもらった古いもので、前回イランに持ち帰ってしまったからだ。古いミシンでも、イランではすばらしくハイテクに感じていたのに(それまで古い黒いミシンの引き起こす様々な問題に悩まされていたから)、実際、新しいコンピュータミシンの性能はその比ではなかった。上糸、下糸ともにセットするのが簡単だし、縫いが安定している。糸調節をしなくても縫い始めることができた。わたしが買ったのはシンプルなミシンだが、複雑な縫い物はしないので、十分利用価値がありそう。ちなみに価格は26,600円だった。

あと一週間ちょっとで、谷中での展示販売が始まる。展示が終わるまでは、わたしの夏休みは来ないだろう。いや、休みに入っているけど、宿題が終わっていないような感じ?

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旅の終わり

昨日はブルーベリーを摘んで、そのとなりの農園でトマトを買って帰った。しかしよく考えたら、自宅にもブルーベリーとトマトを育てているのだった。


ハリルのトマト園

トマトはきちんと地面を耕したので、よく育って実もたわわになっている。ただ、これだけあっても、余って仕方がないという事態には、うちはならない。結局は食べる分が足りないので、農園で買ったりするのだ。母が1キロ400円でトマトを買ったら、ハリルが「このあいだイランに帰ったときは、25キロで300円だった」と言った。

さて、日本に帰ってから5ヶ月が経った。帰国から二週間で、フルタイムで働き始めたので、わたしはほとんどの時間を仕事に行って過ごしてきた。このまま日本に数年間住むことができれば、それもいいかと思っていたけれど、いろいろな事情から、やはりクミシュテペに帰ることを決めた。8月末には、ハリルと一緒に戻るつもりだ。その前に、トルクメン刺繍の作品展示(+販売)を東京の谷中でする予定なので、次の記事ではいよいよそのお知らせをします。

ブルーベリー農園

自宅から車で5分ほどのところにブルーベリー農園があるというので、母とハリルと三人で出かけてみた。背丈より少し高いくらいのブルーベリーの木が数十列、まっすぐに植えられた、清潔な農園だった。ベリーは大きくて青く、あまいもの。

好きな木から好きなだけブルーベリーを摘んで、100g=200円で買って帰るというシステムになっている。また、味見のために少し食べることはいいけれど、摘みながら食べてはいけないそうだ。スウェーデンでは、夏になると自宅の裏山で好きなだけ野生のビルベリーを摘んでいたことを思うと、まことに複雑な気分。山ほどのすばらしいベリーを目の前にして、それを自由に食べられないというのはある種の拷問である。


摘んだベリーを測ってくれる


1キロで、2,000円! 一握り余分だったベリーは、サービスしてくれなかった(笑)

道端に小さな看板が出ているだけの、地味な農園だ。土曜日だというのにほかにお客さんはいなかったが、観光収入はあてにしていないのかもしれない。ハリルは熟れて落ちたベリーを見ては、しきりに「農園は(ベリーを収穫し損ねて)損している」と言っていたが、これだけの値段がつくのだから、少しのロスは問題ないんじゃないだろうか。農園は道路から奥まったところにあり、辺り一面は緑、裏には小さな川が流れていて、最高の立地だった。


冷たい緑茶はサービスされた

宇治金時

両親が家の整理をしていて、昔使っていた氷削り器が出てきた。わたしたちがこどもの頃に買ったのだろう。両親はもうかき氷などしないので、こどものいる弟たちに譲ろうと思ったようだが、弟は二人とも「要らない」とのこと。

その場で道具をよく見たら壊れていないようだし、作りも単純なので、イランで使えると思った。クミシュテペだって、冷凍庫で氷くらいは作ることができるのだ。


あずきを下に敷いて、その上に氷、シロップ

試しにかき氷をしてみようと思いつつ日々が過ぎていき、今日ようやく宇治金時を作ることができた。シロップは、グラニュー糖を溶かしたお湯で抹茶を溶いた。

ベリー

母が植えているブラックベリーとブルーベリーの実は少しずつ赤くなってきている。ブルーベリーは何本か苗があるうち、実がほとんどついていない(鳥と虫に食べられた)ものと、たくさんなっているものがある。ブラックベリーも熟してくると、鳥が食べてしまう。まったく天敵だらけの庭だ。けれど、ベリー類は少しは収穫して食べることができるだろう。


ブルーベリー


ブルーベリー


ブラックベリー

スウェーデンの暑くない夏はいただけないと思っていたけれど、ベリー類があれだけ自生するのだから、虫が少ないという利点もあるのだろう。寒い冬のあいだに苗が雪の下で過ごすことには、じつに大きな意味があったのだ。

チェリーセージ

チェリーセージは、千葉にもよく植えられているハーブだ。花は赤いものだと思っていたら、白い花や赤と白が混じっためずらしいものも、近所で見かけた。


チェリーセージ。ずっとこれがアップルミントだと思っていた

房総に住む大学の先生にいただいて地植えしたものが、だいぶ大きく育っている。そしてその根元には、昔死んだ猫の Sooty が眠っている。先生も亡くなってしまったが、このセージを見るたびに先生を思い出すものだ。ほかにもアップルミントをいただいて、それも庭の隅に自生するようになった(それはずっとレモンバームだと思っていた)。
チェリーセージは非常にさわやかな香りを持っている。これはお茶にしてもよさそうだが、わたしは炭酸水にシロップを入れて、ハーブを挿して飲んでいる。そろそろ、花も終わりそうだ。

作物の様子

庭のキュウリとカボチャは全滅した。これではクミシュテペとなんら変わりがない。家畜や人間による被害はないけれど、ナメクジとダンゴムシが小さな苗を見事に食べつくしてしまったのだ。メロンとスイカの苗は残っているが、葉にたくさんの穴が空いているし、色かたちに元気がないので、このまま育っても実がなるとは考えにくい。こまめに薬をかけないとダンゴムシがすぐにたかるし、日本の自然は虫の宝庫のようだ。


メロン

太陽の力に差があるのか、メロンとスイカが成長する勢いがイランとは違う。およそ勢いというものが感じられない。けれど、近くの農家のハウスの中には青々と茂ったウリ科植物の苗が見えるので、育て方に工夫がいるのだろう。早くハリルが帰ってきて、わたしをこのストレスから解放してほしい(庭仕事が好きじゃないみたい)。
さて、ハーブ類も残念な結果になっている。丈がほとんど伸びないうちに、なんと花が咲いてしまった。地植えしたサラダ用のハーブはダンゴムシがきれいに食べつくしてしまったし、うまくいかないものだ。


コリアンダー


ディル


どれも20センチに満たない高さ

そして唯一の望みは、ミニトマトだ。ここにもダンゴムシ団は進出し始めたが、今のところ薬を敷いて退治している。どの苗も花と実がついて入るので、赤くなるのを待っている。


トマト畑。支えをした方がいいのかな?


あとはどんな外敵が待っているのか…

プロフィール

イランのトルクメンサハラに移住した日本人クミコです。中央アジアの少数民族トルクメンの夫と、その家族や動物との日常を綴ります。
2006年にスウェーデンで始めたこのブログは、4回引越をして今に至りました。過去のサイトはリンクより閲覧できます。

連絡先:sabakujin at gmail dot com

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