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砂漠人5

トルクメンサハラの暮らし

   

猫に噛まれた!

ロチに噛まれたのは右手の親指と人差し指のあいだで、静脈が噛まれたのかと思うほどたくさん血が出た。痛みもそれなりだったが、そのうち収まるだろうと思って、よく洗ったあとは放っておいた。ところがいろいろな感染症のリスクがあるという情報をネットで読んでいるうちにものすごく痛い気がしてきて(笑)、夜になっても腫れていたので、病院に連れていってもらうことにした。
クミシュテペにも町の外れに診療所があり、簡単な病気はそこで診てくれる。わたしは結婚のための健康診断でしか行ったことがないが、ハリルは以前に猫(チーちゃん)に噛まれた際に受診したことがある。2~3日経ってから行ったので、ずいぶん怒られたのを覚えている。イランには狂犬病があるため、犬や猫に噛まれたらワクチンを接種しなければならない。過去に狂犬病で死んだ例が国内で4~5件あるそうだ。
注射はすごく痛いのとそうでもないのを二本、打たれた。狂犬病を含む各種ウィルスのための薬は一本300ドルもするそうだが、治療費は無料だったので、政府が払ってくれているようだ。イランにもなかなかいいところがある。わたしたちが入っている健康保険は、田舎に住んでいるだったか農業に従事しているだったか、地理的な理由で治療費がとても安くなるものだ。ハリルが交通事故に遭ったあとで入ったのは残念だったが、今回は役に立った。わたしは以前にも旅行でイランに来た際に犬に噛まれて、ワクチンを打ったことがある。そのときはクミシュテペに診療所がなかったので、隣町のバンダルトルクメンまで三度通った。
注射をしてくれたのは医者ではなく、注射専門の技術者だったようだ。彼らは自宅で待機していて、診療所から電話で呼び出されるとやってくる。治療は、患部をアルコールで撫でただけだった。「噛んだ猫をしっかりキープして、十日以内に死んだら狂犬病を持っているので、そのときは直ちに来るように」とのことだった。それはそうだが、猫に舐められても来るべきだと言ったのには、あとでハリルと笑った。ロチは狂犬病ウィルスを持っていないと思うけれど、これでその他のウィルス感染についても安心できるだろう。
注射がただなんて、すごいなあ、いいなあイラン。と思っていたんだけれど、帰り道に買った飴が包み紙を開けたらこんなだった。


包み紙が貼りついて取れない

これを見たのは初めてではない。なんとかならないかなあ。

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あははは~

  • by あん
  • 2016/01/30(Sat)05:28
  • Edit
包み紙がくっついた飴!ひえ~、店で売るのは勘弁して欲しいですね。それじゃあまるでお婆ちゃんのポケットから出てきた様な飴ですね。(爆)日本では絶対にあり得ませんよ、でもイギリスは質素倹約だから小さい店にはそういうのがあるかもなぁ~。

猫にかまれて何故狂犬病を疑うのかしら…狂猫病じゃなくて?って思いましたけど、そうか!人に噛みつく様な猫は狂犬病に噛まれた猫だって事ですね?だから危険。うちで飼ってたマフィンは甘噛みは怒らすと甘噛みはしましたけど本気では噛んだこと無かった様な…。でも動物はどんな菌を持っているか分からないから、噛まれたら病院に行った方がいいって聞いたことあります。指お大事にしてください。

あんさん

  • by 砂漠人
  • 2016/01/31 23:21
これはひどいですよね。
イギリス人だったらどう反応するんでしょう? 興味があります。

猫は狂犬病ウィルスを媒介するんですよ!
しかしロチは普段は人を噛むような猫じゃありません(笑)。
命の危険を感じて必死に行動したってことだと思いますよ~
狂犬病以外にも感染したら病気に罹るかもしれないウィルスを
犬も猫も持っているそうなので、早めに対処しておこうと思ったんです。
でも噛まれたその日にもう刺繍していましたから、
おかげさまでなんともないです(笑)。

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プロフィール

イランのトルクメンサハラに移住した日本人クミコです。中央アジアの少数民族トルクメンの夫と、その家族や動物との日常を綴ります。
2006年にスウェーデンで始めたこのブログは、4回引越をして今に至りました。過去のサイトはリンクより閲覧できます。

連絡先:sabakujin at gmail dot com

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