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砂漠人5

トルクメンサハラの暮らし

   

オーブンのガラス

割れて、抜けてしまっていたオーブンのガラスが入った。ハリルが町の店で注文し、その場で切ってくれたのを持って返ってきてくれた。ガラスの調達をお願いしてから一週間以内に手に入ったので、驚異的な早さだ。


サイズはわたしが測ったので、もちろんピッタリです

留守のあいだ、この家に住んでいた姪っ子によれば、オーブンのガラスは冬の寒い時期に突然割れ落ちたのだそうだ。正直なところ、わたしは(またナーセル一家が壊したか! まったくどうやったらガラスが割れるんだ、野蛮なんだから!)と思っていた。が、姪っ子が嘘をついているとも思えなかった。そしてハリルがガラス屋の店主に聞いたところによれば、オーブンのガラスは自然に割れるようになっているそうだ。割れないと、商売にならないから…だそうで。
新調したガラスは、よく見ると5枚綴りになっている。細長いガラスを並べているのだ。どうして一枚ガラスを買ってこなかったのかと聞けば、こうやってガラスとガラスのあいだに隙間があることが重要なのだと言っていた。(はてな? それでは保温ができないんじゃないのか?)また、割れたときに一枚だけ買い直せるからいいのだとか。
クミシュテペの家の窓やドアは、細切れにしたガラスをはめ込んだデザインが一般的なのだが、これはまさに貧しさの証だろう。わたしにはとてもみずぼらしく見えるのだが、クミシュテペの人たちは生まれたときからそれを見て育っているので、その細切れが正しいドアのあり方だと思っているようだ。しかも、「アワダン(美しい)」と感じているよう。
さて、気を取り直して、良い点について述べたい。細切れであろうと、わたしは新しいガラスの方がいいと思ってる。なぜなら、最初のガラスには全面に絵が描かれていて、それが邪魔で中の焼け具合がよく見えなかったからだ。透明ですっきりしたので、これからはドアを開けなくても中身が見えるだろう。早くまたケーキを焼きたい。今は犠牲祭の残りのお菓子とナッツ・種類をおやつにしているが、イランのお菓子は見た目は派手だけれど、すぐに食べ飽きるのだった。


かぼちゃの種、アーモンド、ピスタチオなど

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無題

  • by 昇
  • 2016/09/20(Tue)17:07
  • Edit
今日は。ガラスが割れたのは理由がなんとなくわかります。寒い日だったんですよね。

ドアや窓に細切れのガラスを入れているのは味があると思います。実際にみて見たいです。

とにかくオーブンが使えるようになってよかったですね!

昇さん

  • by 砂漠人
  • 2016/09/21 01:56
寒い日と姪は言っていましたが、考えたらそれも怪しいです(笑)。
あとは小麦粉があれば、ベーキングを始められるのですが…。

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プロフィール

イランのトルクメンサハラに移住した日本人クミコです。中央アジアの少数民族トルクメンの夫と、その家族や動物との日常を綴ります。
2006年にスウェーデンで始めたこのブログは、4回引越をして今に至りました。過去のサイトはリンクより閲覧できます。

連絡先:sabakujin at gmail dot com

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