トルクメンサハラの暮らし
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デーツのケーキが焼けた。これはpapricaさんのブログ記事で知ったもので、フィンランドのレシピだそうだ。
マグカップ、新調しましたYO!
ちょっとめずらしい風味で、フルーツのパウンドケーキばかり食べている舌には新鮮だ。こっくりして濃い味わいなので、小さなピースを食べただけで満足できる。イランではデーツ(なつめやし)を日常的に食べるため手に入りやすく、このケーキはまちがいなくうちの定番のおやつになるだろう。ココアを入れたpapricaさんのひらめきは、なかなかのものだ。
じつはこのケーキ、日本へ行く直前にも一度トライしていた。それが大失敗だったのだが、なにが失敗って、焼いている途中でケーキ型ごとひっくり返ってオーブンの底に落ちたのだった。がっかりしたが、途中まで焼けていたその生地を食べてみたらおいしいのなんの。必ずまた作ろうと決めていた。
まぬけなその失敗にはオーブンの構造上、必然的な原因があった。うちのオーブンはトルクメンチョレック(まるく平たいパン)用のガスオーブンなので、パンを置く台が上下から出る火のちょうどまんなかにある。またその台はパンを直接置くためにかなりの高温になる。パン以外のものを焼く場合底が焦げやすいので、わたしは持っていた卵豆腐の型をひっくり返して置いて空気の層を作り、その上にケーキ型を置いて焼いていた。でもデーツのケーキに使った型は今年の夏、新しくボーダさんにいただいたもので、表面がつるつるとして質がよさそうなものだったので、途中で回転したときに卵豆腐の型の上でつるっとすべって落ちたというわけだ。いつも使っている他の型はこれまた卵豆腐の型で、それなりにデコボコしているからか落ちたことがなかったので、油断していた。
前置きが長くなったが、今回は同じ失敗をしないために、日本の百円ショップでいいものを買ってきた。シリコン製のオーブンマットというもので、耐熱温度が230℃までなので鍋つかみや鍋敷きとして使うようだ。それを滑りやすい型と型のあいだにかませたら、問題は解決できたようだ。耐熱温度を超えないか心配だったが、温度計がないので炎を見ながら用心して焼いた。
COMMENT
No Title
「途中で回転したときに…」
オーブンはなぜ途中で回転するのですか??
NONAMEさん?
この天板はパンの焼き具合を均一にするために
回るようになっているんですよ。
なので、わたしも途中でドアを開けて自分でゆっくり回したんです。
そのとき型が動いて、ツルッ、ボテッと落ちました…。
No Title
私も何故回転するのか疑問でした(^^;
ストーブが天板兼用なんですか。
良いですね、うちはただの薪ストーブなので焼くには上に鉄板乗せるか。古いガスオーブン出さないといけません。
なので作るのは専ら蒸しパンです。
No Title
私は何の疑問もなく、勘違いしていました(爆)
上の方々の質問を見てもまだピンと来なくて、マジマジ写真を見て納得しました。わはは
失敗は成功の母ですね。
うちは天板も型もないので、アルミホイルで代用しています。(天板、引っ越してきた時から元々ありませんでした)
落ち着いたらベイキング用品ももう少し買いたいですが、いつ落ち着くのやら(爆)
No Title
No Title
デーツってすごく栄養価が高いんでしたよね。パワーの詰まったケーキですね。それにおいしそう。パン型がうまく使える方法が見つかってよかったです。シリコンのパッドですかーーなるほどいい考えですね。100円で売ってるなんてすごいなぁー 砂漠人さんが日本でどんなものを買って持ち帰られたのか、とても興味があります。70キロでしたっけ? 興味津々〜〜(笑)
昇さん
自動的に回転するものもありますよね。
こどもの頃、クッキーを焼いていたオーブンレンジがそうでした。
でもこれは、手動です(笑)。
トルクメンは、熱くなった天板に直接生地を置いて焼くのです。
そして途中で、生地に水を塗るために天板を回すのです。
ところで薪ストーブは最高ですね。
うちもぜひ薪ストーブの可能性を探ります。
Mayさん
思っていなかったんですね~。
とにかくボテッと落ちたことが伝わればいいかな、と。
そのわりにはくどくど説明しましたけど(笑)。
ベイキング、始められたと思っていたら、アルミホイルで
焼いていたんですね。天板買ったら落ち着くかも? いやいや。
あんさん
パプリカさんに報告しなくっちゃ、です。
絶対にデーツが育たないであろうフィンランドでどうして
このレシピができたのか、ちょっと不思議に思いましたが
ヨーロッパ全土にデーツは出回っているってことでしょうね。
イギリスのそのお菓子は、おいしいですか?
ボーダさん
持ってきたものって、どうやって記事にしていいのか
正直分からないんです! どれがおもしろそうかも、
客観的にわからない(笑)。しかも、なんか恥ずかしい。
でも、じゃあ、書いてみますね。
No Title
あんさん
分けて食べるなんてちょっと思いつきませんね。
そしてそのお菓子を将来見ることがあれば、
きっとあんさんを思い出します。
No Title
わたしもボーダさんと同じく100円ショップのお買い物が気になるう〜〜〜!
あ、例の塩大福を召し上がってこられたのですね?あはは〜
「私はガウシャンです!」が忘れられず、時々母に向かって言っております 笑。ほんとに愛さずにはいられない猫ちゃんです。いつか別の猫を飼う機会があって、彼女が元気いっぱい気質だったら、ガウシャンと名付けたいと思っています(うちには三毛がいるのですよ)。まだみんなによそ者扱いされているのですね。かわいそうに。猫というのは一旦離れて暮らすと兄弟姉妹が判らないようですね、悲しいことです。別々の動物園に引き取られたゴリラの兄弟がのちのち別の施設で(引退したゴリラの施設?)再会したとき、お互いを遠くから見つめ合った後、ただ黙って駆け寄ってひしと抱き合ったそうです。
No Title
デーツのケーキ、しっとりと美味しそう〜☆試してくださってどうもありがとうございます。冬休みも近いし、このケーキ作ろうかなって思っていたところなんです。他にも試してくださった方がいて、少しラム酒を入れたりもしたそうです。大人な味ですね、きっと。
このオーブン!おもしろーい!こんなの初めて見た〜っ。下に敷くものを色々と変えてみたり、砂漠人さんの生活ではあちこちに「知恵」や「工夫」が見られますね♪
大福さん
こども用のお土産も多かったです。人数が多いので。
あとは草刈り用の鎌とか、ハリルの工具類です。
ガウシャンはわたしたちが外に出るたびに近寄ってきますよ。
たぶん、愛情を確認しているんじゃないでしょうか。
ハリルは(あげてしまった)罪悪感を持っているようです。
ゴリラの話、じーんときました…。
papricaさん
ラム酒は合いそうですね。でもイスラムではハラム(食べては
いけないもの)なので、無理だなあ。いかにもおいしそうですが。
オーブンもこんな調子なので、工夫はほとんど「苦肉の策」です。
でも不便なのって、いろいろと試すことができて
意外とおもしろいのかもしれません。
No Title
パンを載せた皿を回せるようになっているのですね、なるほどー!
私は業務に関係のないネットの閲覧が禁止されている職場に勤めているもんで、名無しで失礼いたしました。笑
あ、今お昼休みです。