忍者ブログ

砂漠人5

トルクメンサハラの暮らし

   

電気系統の整備

今日は電気の職人が来て、いろいろと整備してもらった。サロンのファンと仕事部屋の電気を設置してくれたことが、大きな進歩だ。


部屋の中央に扇風機を設置するために、職人はいすを二つ並べてその背の部分に乗るという。うちに脚立がないからだ。こういうときのために脚立を買ってくれと何度もハリルに言ってきたのに、例によってこうなっている。しかしあまりに危ないので、いすをわたしが支えることにした。一度、支えていない状態で職人が背の部分に乗ろうとして、「ギシッ!!」とすごい音がしたのだが、よく見ると、少し歪んでいるので修理に出そうと思っていたいすがまっすぐに直っていたという、不思議。


いずれにしても、ファンは無事設置された。部屋が涼しくなったかといえば、ないよりはましという程度だが、やはりないよりはよっぽどいい。音はうるさいが、残暑が厳しいクミシュテペなので、ついてよかった。


ファンは、壁につけたこのスウィッチで操作する。つまみは5段階あるが、どこに回しても「1」と同じである。この扇風機は、5~6年前に雇っていた夫婦がこの家に住んでいたとき二階に設置し、出て行くときに置いていったもの。忘れたのかもしれないが、借金を返さないまま逃げるように辞めたので、取りに戻れなかったのだろう。たぶんそのせいで(?)、しょぼいのだと思う。
それから、クロゼット兼仕事部屋にしようと思っている部屋に、他とは違う明るい電気がついた。強めのライトで、ランプのカバーのついたものをリクエストしたところ、電気にはどれもカバーはないというので、蛍光灯になった。




見栄えはよくないが、これで作業はしやすくなるだろう。最近、デスクや棚を注文できる素材屋さんも見に行ったので、あとは注文するだけだ。デスクや棚が納品されたらたちまち工房らしくなるだろう。楽しみだ。
いろいろなことが整備されて、便利になるのはうれしいけれど、なくてもなんとかなっていたんだよなと微妙な気持ちになることもある。部屋が暗ければ、日が暮れる前に仕事を済ませていたし、扇風機がなくても自然の風を待ってしのいでいた。便利なものはあれば必ず使うけれど、よくない点も必ずある。扇風機なら、有機的な音しか聞こえなかった部屋に機械音がなるようになり、外の動物の鳴き声がよく聞こえない。道路に排水溝は設置されたけれど、さらに多くの家庭の排水が水路に流れ、カスピ海に流れていってしまうようになった。道路が整備されると家の前を車やバイクが頻繁に走るようになり、うるさい。便利さと、深いところまでの快適さのバランスをよく分かった上で、注意深く暮らしたいものだ。

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

No Title

  • by May
  • URL
  • 2017/09/08(Fri)06:23
  • Edit
グッフッフッ、そんな怪しげな扇風機だったんですか、そりゃあどこに回しても1と同じというのが分かる気が・・・
蛍光灯があるんですね~。こちらは(オフィスビルディングなんかにはありますが、一般家庭用には)無いんです。売っているのは黄色い電球ばかりのように思います。それだと暗すぎて、夕暮れ以降縫い物とか出来ません。

ついに朝日とともに起き日暮れとともに活動を止める生活から近代化していくのですね。
果たして便利になるのはいい事なのかどうか・・

Mayさん

  • by 砂漠人
  • 2017/09/12 14:55
NZは蛍光灯がないんですか。最近はクミシュテペでもLEDとか言っていますが、すぐ切れるので、まがい物だと思います。冬は夜が長いので、裁縫をする場合はやはり明るいものが必要ですね。

最新記事

プロフィール

イランのトルクメンサハラに移住した日本人クミコです。中央アジアの少数民族トルクメンの夫と、その家族や動物との日常を綴ります。
2006年にスウェーデンで始めたこのブログは、4回引越をして今に至りました。過去のサイトはリンクより閲覧できます。

連絡先:sabakujin at gmail dot com

P R

Copyright ©  -- 砂漠人5 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]