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砂漠人5

トルクメンサハラの暮らし

   

刺繍

民芸品の製作と同時に、刺繍も再開した。わたし自身も一昨年くらいから刺繍を始めたのだが、まだまだ初心者で、バラックなどの大きなものは刺したことがない。「一万時間の法則」というのがあるらしく、それは、なにかを習熟してマスターになるまでにかかる時間のことだそうだ。わたしも死ぬまでにトルクメン刺繍のマスターになりたいけれど、この法則に従うとすると、一日1時間刺して27年、2時間刺して13年、3時間刺して9年かかる計算だ。一日1時間しか刺さないと、マスターする頃にわたしは72歳。キビシイ! 毎日3時間刺すというのも難しいだろう。2時間だったら58歳でマスターになるはずなので、このあたりを目指そうと思う。飽きっぽいわたしが十年以上続けたものは、恥ずかしながら、ブログ以外なにも思い当たらないので、もう一つくらいやってみたい。
それにしても、もし本気で刺繍をマスターしようとすると、ほかのものはもうなにもマスターできないくらいの年齢になっている。最近、ミニマルという考え方にとても興味を持っているのだが、有限の人生を意識し始める年頃だからだろう。

あいかわらずアンナックで練習している。FENDIみたいな模様だ

民芸品の方は、「鳥の翼」という模様を刺してもらったものをワッペンにする作業をしている。これは小さなトートバッグにつけることになる。


ところで「一万時間の法則」については、科学者のあいだでも正しいかそうでないか議論があって、どうやら万人に当てはまる法則ということではないようだ。一所懸命やっても刺繍以外なにもマスターできない将来というのもさみしいので、わたしはこちらのスピーチを聞いて、自分を励ました。「まあまあ良い」レベルまでなら20時間で到達できるんだって!

Josh Kaufman "The FIrst 20 Hours - How to Learn Anything"(英語)
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無題

  • by May
  • 2017/11/26(Sun)12:21
  • Edit
見ました、20時間か~
私は昔からピアノが弾けたら(できれば弾きながら歌う)、と思っていて60になったらできるようになっている予定だったのですが、わはは、まだです。
実は来週、60歳でバレエを始められ73歳の今も舞台に立たれている方に会います。「始める事さえ忘れなければ人はいつでも若くある」と言うユダヤ人哲学者の言葉がブログのタイトルの下に書かれています。
話が反れましたが何でも、マスターと言えるようになるのは10年くらいなんでしょうかね。ピアノは20時間やっても上手くなる気がしません(笑)

動画の人が言っていたように、好きこそ物の上手なれ、で楽しんでできる事が上達するのは気分がいいでしょうね!

Mayさん

  • by 砂漠人
  • 2017/11/26 18:04
自分の年齢に臆せず、好奇心を満たしている人たちは、すばらしいですよね。20時間である程度上達するためには、四つの条件が提示されていましたが、それが往々にして難しいのだと思います。でも希望がもらえました。
それにしても、義母は5回以上マスターになるほど(笑)長い時間を刺繍していました。どんだけマスターしてんねん!(大阪弁合ってますか?)

No Title

  • by まつざわ
  • 2017/11/26(Sun)18:43
  • Edit
達成可能なところからチャレンジしましょう~

一万時間は…大変だ~

まつざわくん

  • by 砂漠人
  • 2017/11/29 03:52
一万時間は、世界のトップレベルになった人たちの練習時間のことだったようです。まあまあ上手になるには、まだ間に合いそうだね。

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プロフィール

イランのトルクメンサハラに移住した日本人クミコです。中央アジアの少数民族トルクメンの夫と、その家族や動物との日常を綴ります。
2006年にスウェーデンで始めたこのブログは、4回引越をして今に至りました。過去のサイトはリンクより閲覧できます。

連絡先:sabakujin at gmail dot com

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