忍者ブログ

砂漠人5

トルクメンサハラの暮らし

   

[PR]

×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

カボチャ畑の方針を決めた。大がかりな作業が必要となる柵はやめて、普通に地植えする。あるだけの種を植えて苗が育ったら、最初のうちはカゴで保護し、蔓が伸びてきたら放置する。鶏が食べたらそれまでだ!


そういうことで、畑になる予定の場所を耕した。この細長い敷地の中央に苗を植えて、奥と手前の二方向に蔓を伸ばしたいと思っている。
牛小屋の前なので、牛を飼っているときはここから餌をやっていた。わたしたちが牛の世話をしたのは三年くらいだが、その前にユスフや住み込みの夫婦が小屋を使っていた。地面にはたくさんのゴミが落ちていて、わたしは三年のあいだにずいぶん拾ったものだ。表面はもちろんのこと、地面から飛び出している紐や袋を引っ張って、見えるところはきれいにしてきた。しかし掘り返してみると、ゴミはまたザックザック出てきた。ゴミだけなく、石やセメントの塊もたくさんあって、シャベルを入れるたびにガツンとくる。

戦利品?

果物ナイフが3本とスプーン1本も出てきた。果物ナイフはこちらでは作業用ナイフなので、紐などを切るために使って落とし、埋まったのだろう。新しい場所を片づけるたびに、過去十数年の歴史が手に取るように見えてきて、そのたびに憂鬱になる。この場所からこういったゴミを撤去したのは、もう三度目だ。なぜこんなところに、こんな人たちに大きな投資をしてしまったのか…。

これだけの瓦礫と袋いっぱいのゴミが地中に捨てられていた

しかし過ぎたことは仕方がない。これからどうするのか、ここからの判断が大切なのだ。

プラム?

クルミ

りんご

希望はある。植物の成長を見ていると、この世は本当に希望に満ちていると感じる。わたしたちの未来を救うのは、植物という自然なんじゃないだろうか。

トイレから自宅への歩道

自宅前

草もだいぶ刈り取り、次に伸びてくるのを待っているところだ。わたしが庭の手入れをすると、すっきりしすぎてしまう。去年、一ヶ月不在にしていたときの庭は、もっとワイルドだった。部屋の整とんをしても、「引越し前夜」みたいになってしまうし、料理の盛りつけも淡泊にまとまり過ぎる。そういえば美大予備校でデッサンをしていたときも、何を描いてもわたしのデッサンは痩せた感じの絵になっていたように見えた。それはまったく魅力的ではないのだが、人物の内面が現われてしまうのだろうか。やだな。

PR

COMMENT

NAME
TITLE
MAIL(非公開)
URL
EMOJI
Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
COMMENT
PASS(コメント編集に必須です)
SECRET
管理人のみ閲覧できます

無題

  • by 大福
  • 2018/04/07(Sat)02:07
  • Edit
「淡白にまとまりすぎる」
内面ていうか、ミニマリストだからでは?
欲しいものあまりないんですよね?私もそうです
必要なものだけでじゅうぶんです
そのかわり良品だけがほしい 笑笑
今ね、ホワイトチョコレートいちご大福っての食べたんですよ
味は悪くないんですけど、添加物がひどいので次はないと思いますけど、味は悪くなかった
いえね、大福を食べたら砂漠人さんを思い出したもんで 笑笑
旦那さん出張二か月って長っ!そんなに経っていたなんて。。。
何考えてるんですかねえ
自由な方なんですねえ
もう出張っていうか外国一人暮らしみたいな。。
せっかくだから帰国されてはいかがですか???


大福さん

  • by 砂漠人
  • 2018/04/08 02:50
なるほど、ミニマリストだから? 生活はミニマルにしたいけど、わたしは欲しい「モノ」がけっこうある、買物好きなんです(笑)。
やっぱり大福はこれですよ:
http://www.wagashi-kinokuniya.co.jp/awa.html
添加物なしだそうですよ! 翌日固くなっているので、買いこまないよう注意が必要ですが(笑)。

ハリルはモンゴルで新しい仕事を始めたんです。二週間で一旦戻ると言って出て行ったので、その二週間後に日本に帰る準備をしていました。しかし航空券は捨てましたよ! 犬猫の餌をやるために残ってます。それさえなければ、長期帰国かモンゴル旅行なんですけど…。

No Title

  • by 大福
  • 2018/04/09(Mon)02:05
  • Edit
あわ大福、初めて聞きました。機会があったらぜひ食べてみたいです。
私も買い物は嫌いではないです。たま〜にしかしませんが。
タイニーハウスって番組が好きで、最小限のものでの暮らしにすごーく憧れています。

ええー航空券をっ?。。。だったら一旦戻ってくれてからでも良さそうなものを。。。砂漠に長いこと出張に行ってらしたから同じような感覚なんでしょうかねえ。
私だったら言うことは言って、あとはもう口をききたくないかも。。。とか考えちゃいましたが、夫婦でもカップルでも、当人にしかわからないことがあるのでしょうね。

私は結構お互い忙しくして、たまにでも平気なタイプなんですが、砂漠人さんはいつも一緒にいたいタイプでしたら、すごくさみしいでしょうね。なのにいつだったか単身赴任でもいいじゃないですか?なんて言ってしまってごめんなさい。

あ、そういえば話急に変わってすみませんが、ついでに。。。ギリシャに行かれてたっていうのは、哲学関係からですか??
ギリシャは早くEU離脱すればいいのにって、また脱線しちゃいました 笑。ではまた!

大福さん

  • by 砂漠人
  • 2018/04/09 03:01
このお店、東京の西側に多いんですよね。とにかく一度、食べてみてください。
わたしもね、口をききたくないと思ったりしています(笑)。クミシュテペじゃなかったら、一人でも問題ないんですけどね。精神的限界が近づいているので、打開策を探してます。
ギリシャに行ったのは、美大で助手をしていたときに研修旅行制度を利用してだったんです。研修目的に「西洋文明の源流を探る」とかなんとか書いたら、それを承認するための教授会で苦笑が起こったそうです。でもお金出してもらって行きました。どこへ行ってもよかったんですけど、急に大学生のときに古代ギリシャ哲学を学んだことを思い出して。EUに加盟したばかりの頃ですよ。ただ、古代文明の名残はなにも見当たりませんでした(笑)。

追伸
鍵コメ、ちょっと爆ってしまいました。すみません。
コメントはハリルじゃなくて、彼の弟です。いつも言うことハテナなんですけど、マジでいい人です。彼だけは頼りになります。
ハリル自身は多くの地元民と違い、かなり理解可能な人間ですよ(彼の名誉のために)。いつもはフォローも欠かさない男なんですが、今回のこれはなんなんだ! って感じです。モンゴル来いとか言ってますが、わたしは犬猫が大事ですからね~

No Title

  • by paprica
  • URL
  • 2018/04/13(Fri)01:01
  • Edit
楽しい~♪ くみこさんの「やっつけの精神」で創り上げていくお庭、すごく味がある!少しずつ少しずつオアシス化していっているのがわかります。植物の成長をみていると希望に溢れていることに気づくっていう言葉に「はっ」としました。私が毎日、回りの緑からもらっているのは、きっと希望のかけらなんだわっ、って。

ハリルさん、新しいお仕事見つけられたのですか?くみこさんの投稿をみていて、二人で暮らしていてもやることいっぱいで厳しい暮らしなのに、一人で動物たちの世話をして大変だろうなぁ、ハリルさんはいつ戻ってくるのかなぁって思っていたんですよ。くみこさん、もしかしてモンゴルに引っ越しちゃうのですか? そしたらお庭プロジェクトは~? 犬猫鳥牛たちは~? 心配…

くみこさんって、本当に面白いです。庭の手入れも部屋の片付けもお料理の盛り付けも、スッキリしすぎちゃうのですね。あははっ。私は片付けしても、ものを右から左に移しただけのような状態で、どうもなにをしても垢抜けないんです。「引っ越し前夜」のようなすっきりのお部屋にたたずんでいるやせっぽっちの女性と迷い込んだ鶏を思い浮かべて笑ってしまいました。

papricaさん

  • by 砂漠人
  • 2018/04/13 14:52
動物は放っておいたら弱る可能性の方が高いと思いますが、植物は放っておいても、むしろ強く再生していくような気がします。太陽と雨と土で生きていけて、しかも周りに多くの恩恵を与えてくれる。無料で(笑)! こんな sustainable で希望にあふれた存在って、他にないですよね。
モンゴルへ移住したら、庭プロジェクトはどうなるか、犬猫はどうなるか(家畜や家禽は売ればよし)。これはまさに、わたしがこのところ悩んでいた問題です。しかしなんとなくですが、道筋が見えてきました。記事に書こうと思います。
「やせっぽっちの女性(笑)」。わたしは決してガリガリではないんですが、なんか線が頼りない感じです。ほんと、内面が表われているとしか思えません。

プロフィール

イランのトルクメンサハラに移住した日本人クミコです。中央アジアの少数民族トルクメンの夫と、その家族や動物との日常を綴ります。
2006年にスウェーデンで始めたこのブログは、4回引越をして今に至りました。過去のサイトはリンクより閲覧できます。

連絡先:sabakujin at gmail dot com

P R

Copyright ©  -- 砂漠人5 --  All Rights Reserved
Design by CriCri / Photo by Geralt / powered by NINJA TOOLS / 忍者ブログ / [PR]