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砂漠人5

トルクメンサハラの暮らし

   

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チョレク・バティール

トルクメンが夏によく食べるのは、チョレク・バーティルという簡単な炒めもの。チョレク(パン)をバトゥルマック(浸す)して食べるスタイルの一皿だ。考えてみたら、わたし自身はこれをパンですくって食べたことはない。スプーンで食べて、パンは別に齧っている。トルクメンは、パンをちぎってこれに浸し、一つずつ野菜をすくいながらゆっくり食べる。


材料は、ナスやじゃがいも、たまねぎなどとトマト。それらを適当な大きなに切って、油で揚げてからしばらく煮込む。水は足さずに、トマトの水分で煮るので、ほかの材料に比べてトマトを多く使う。最後に卵を落としたり、肉を入れることもある。野菜だけならばほとんどお金がかからないので、気軽な食事なのだ。


わたしは水島弘史シェフのロジカルクッキングに習って、正しく切った食材を冷たいフライパンに並べ、上から塩と植物油をかけてまぶし、中弱火で調理している。バティールにはとても効果的な方法だ(シェフはどの料理も原理は同じと言っている)。塩は、食材の重さの0.8%が一番おいしく感じるのだそうだ。

目が開いたキティの娘は、歩きの真似事はできるようになった。段ボールから少し離れたところに置くと、キティのもとに戻ろうとして這っている。

ザ・トルクメン

上の写真はチェクディルマ。雄鶏の片足で一人分を作った。彼は長いあいだ群れのリーダーだったので、「あいつの足か~。何度も絡んだ糸を切ってやったなあ」「爪をまちがった方法で切ってしまったなあ」などと思い出しながら食べた。
サラダは、シーラーズ風と呼ばれている作り方だ。羊飼いのサラダと内容は似ているが、違うのは具材を一律に細かく切るところ。わたしは訪れたことがないので、シーラーズだったかイスファハンだったか、しばしば分からなくなる。

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チョレクバティール

  • by しろちゃん
  • 2018/04/26(Thu)10:04
  • Edit
わぁ~!
とても美味しそうですね?
赤や緑、玉ねぎやジャガイモの黄色、茄子の紫、見た目もバツグンです!
しかしいつも思うのですが、kumiko様はとても細いのにけっこうな量を食べますよね?
一体、食べた分はどこに行ってしまうんでしょうか?
あまりに働くからそちらに養分が行ってしまうのですね?

キティさんの娘は白い部分がけっこうあってある意味、しろちゃんでもあるのですね?
何か嬉しいです(笑)

ママになったキティさんは相変わらず美しいです。
そういう作品みたい!

しろちゃんさん

  • by 砂漠人
  • 2018/04/26 21:47
わたしはそれほど細くないですよ。ひょっとして、例のビデオを見て思われましたか? あの頃、大変な生活で今より細かったかもしれません(笑)。日本に長期滞在していたとき、一ヶ月で3~4キロ増えてビビりましたよ。まだ何も食べていないのに? って思いました。それで、食べものの質の違いに思い至りました。こういう野菜はいくら食べても体重は増えません。しかし日本でこれだけ食べるのには、お金が要りますから…。
キティの子、ときどき「アークジャ」と呼んでいますが、何かいい名前があったら教えてください。最近わたしにも近づくようになったので、キティが怒っています。

プロフィール

イランのトルクメンサハラに移住した日本人クミコです。中央アジアの少数民族トルクメンの夫と、その家族や動物との日常を綴ります。
2006年にスウェーデンで始めたこのブログは、4回引越をして今に至りました。過去のサイトはリンクより閲覧できます。

連絡先:sabakujin at gmail dot com

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