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砂漠人5

トルクメンサハラの暮らし

   

デュシェメ

 気温が40℃に近い、暑い日が続いている。とても元気だった子羊が、一日のうちに弱って死んでしまったそうで、ハリルは落ち込んでいる。日陰があったのに、子羊は炎天下で昼寝をする癖があったようだ。四匹の子犬も、みな死んでしまった。
 子羊が死んだ場合、母羊の乳を搾らなければならない。量は多くないけれど、毎日絞らないと、牛と同じで乳腺炎に罹るリスクがある。今朝は羊1頭とヤギ2頭を搾った。ヤギたちも、少し前に子ヤギを失ってしまったのだそうだ。
 羊やヤギのミルクは、牛とはまったく違う風味がある。もっと野生的な香りがして、味はあまい。鍋に入れて沸かしていたら、砂漠でチーズを作ったときのことがよみがえってきた。


さて、今日のお昼はライス。ではなくて、先日殺した雄鶏の胸肉を使った、デュシェメというトルクメン料理。具はライスの中に収まっている。

レーズン、ゼレシュク、サフランを使う

夏はよく、チャルというラクダの発酵乳を飲む。シュワシュワと繊細な泡があって、薬効もあるそうだ。クセがないとは言わないが、飲み慣れるとこんなに夏にぴったりの飲み物はないと思う。羊飼いたちはこれを飲んで力をつけている。


牛乳をつぎ足しながらキープする

チャルをくれた友人の群れ

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  • by ボーダ
  • URL
  • 2018/07/06(Fri)01:50
  • Edit
デュシェメ懐かしい! 昔はクミコさんが残飯に見えると言っていましたが、この写真はなかなかきれいです。これはぐちゃぐちゃ混ざっているのとは違って、ご飯の下で炊かれた具が、盛るときに混ざるので、サフラン色の付き具合や赤い実やレーズンの散らばり具合がきれいに見えます。あとこれはこういう長くてパラパラのご飯じゃないとおいしくないでしょうね。あの赤い実(ゼレシュク?)もよく合っていましたね。私も食べた〜い。

子羊は熱射病で死んでしまった? 残念でしたね。

ボーダさん

  • by 砂漠人
  • 2018/07/06 02:45
わたしも目が慣れたのか、以前ほど「残飯」という言葉は浮かばなくなりました。そしてデュシェメの調理がうまくなったので、おいしいです!
子羊の件、ハリルは本当に落ち込んでいます。とても元気で強い子だったらしいのです。仕方ないですね。

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プロフィール

イランのトルクメンサハラに移住した日本人クミコです。中央アジアの少数民族トルクメンの夫と、その家族や動物との日常を綴ります。
2006年にスウェーデンで始めたこのブログは、4回引越をして今に至りました。過去のサイトはリンクより閲覧できます。

連絡先:sabakujin at gmail dot com

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